おとといのリオ五輪の男子サッカー。
グループステージ第3戦で、
日本はスウェーデンに1-0で勝った。
これで1勝1敗1分の勝ち点4に伸ばしたものの、
3位に終わってグループステージ敗退。
U-23のリオ五輪は終わった。
大会中に成長したというか、
本来の力を発揮し始めた選手たちに、
1試合でも多く、国際大会の
経験をしてほしかったところだけど、
経験がなさすぎた中での初戦が響いた。
それでも選手たちは、
次へのモチベーションを手に入れたはず。
「海外でプレーしたい」
「Jリーグでもっと試合に出たい」
「練習から意識を高く持ちたい」
今までもその思いはあっただろうけど、
それがよりリアルな感覚として、
感じられるようになったなら、
この大会の価値は大きかったと思う。
自信を持てることと、足りないこと。
そしてリオ五輪世代の、
五輪に出られなかった選手たちも、
同世代という物差しを得た。
この世代からどれだけの選手が、
年齢制限のないフル代表に入って、
今度は世界に勝てるかで、
リオ五輪の価値は決まってくる。
そして選手たちは、
3戦全敗だった北京五輪世代から、
本田、岡崎、長友、香川など、
多くの選手が海外で活躍する様子を見ている。
活躍を頭に描けるのは大きい。
こうして五輪に出続けること自体が、
日本にとって大事なことだと思った。