東京マラソン2017 振り返り【11】

東京マラソン2017 振り返り【10】の続き

■12:57 フィニッシュ後

全力を出し切ったことで、
フィニッシュ直後からもう、
足が動かなくなった。

足の全方位がつりそうになった。
股より下の2つに分かれてる部分が
どこでも、ちょっとしたきっかけでつる。

静かに歩かないとつるし、
止まったら止まったで動けなくなるから、
もう時限爆破装置を持ってるかのように、
そーっとそーっと歩いていた。

今まで42kmも走ってきたのが、
ウソなんじゃないかっていうくらい、
歩くことすらままならなかった。

つりそうになった原因は、いくつもあると思う。

・単純な長距離練習不足(最長で25km)
・自分の限界のペースで走った
・筋トレを一切しなかった
・序盤に水分をあまりとらなかった

そもそもエントリー以降の走行距離が…
2016年08月 24.3km
2016年09月 34.9km
2016年10月 50.9km
2016年11月 63.8km
2016年12月 84.2km(22.2km走あり)
2017年01月 81.8km(ハーフマラソンあり)
2017年02月 70.4km(25.5km走あり、2月25日まで)

この程度でフルマラソンを
3時間45分切るペースで走ろうとしたこと自体、
限界ギリギリの走りだったんだと思う。

フィニッシュ後は、いろいろもらった。

・完走メダル
・完走タオル(かけてくれる)
・保温のアルミシート(かけてくれる)
・ポカリスエット(500ml)
・クリスタルガイザー(310mlだったかな?)
・バナナ1本
・カロリーメイト(プレーン・小)
・ランチパック(ピーナッツ味)
・エアーサロンパス(小)

あまりにのどが渇いてたから、
手荷物を受け取るまでの歩いてる間に、
水分は全部飲み干した。

そんな中、フィニッシュ地点から、
Gブロック・緑のゼッケンの僕は、
手荷物の受け取る日比谷公園まで、
恐ろしい距離を歩かされた。

フィニッシュ地点から日比谷公園西の
手荷物受取場所までは1.3~1.4km。

僕は走り終わって写真を撮ったり、
つりそうになって牛歩のように歩いたりで、
40分かかった。地獄だった。
罰を受けてるかのようだった。

それでも暖かかったから良かったけど、
もし雨の寒い日だったら、
罰感がハンパないことになっていた。

■13:37 手荷物を受け取る

そうして無事、
手荷物を受け取って日比谷公園へ。

このころになると、足はだいぶマシになり
つりそうな感じはなくなった。

更衣室へ行くことなく、
パーカーを着て、ジャージを履いた。
さすがに座るとつっちゃうから、
一切座ることなく、とにかく立ったまま
すべてのことをこなした。

オールスポーツの記念写真ゾーンを横目に、
公園の出口、噴水があるあたりへ行き…

走ってる途中の給食で
ツルンとすべって食べられなかった
トマトをもらって食べたり(格別!)、

東京マラソンの公式ショップに入ったら、
出場者全員の名前が書かれている、
でっかいポスターをくれたり、

ノンアルコールビールの
「アサヒドライゼロ」をくれて、
まだのどが渇いてたから一気に飲み干したり。

そうして日比谷公園をあとにして、
東京マラソン2017は終了した。

と、思ったら最後の試練が・・・

■14:00 日比谷駅

あとは帰るだけと思ったら、
その帰るだけの部分にまだ試練があった。

日比谷公園を出てすぐに、
日比谷駅があるんだけど、
そこには、エスカレーターがない!

しかも心なしか、階段が急!

1段ずつゆっくり下りる人、
膝が曲がらないから体が大きく揺れてる人、
手すりにしがみついて下りる人、

僕は途中でつりそうになって、
一度立ち止まる人だった。

サディスティック東京マラソン。

そういうSっ気、僕は嫌いじゃないけれど。
それも含めて、思い出にはなるけれど。

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