2019 J1 第2節 自滅

2日土曜のJ1第2節、清水はホーム開幕戦で
ガンバ大阪と対戦し、2-4で敗れた。

清水は後半途中までいい試合をしていたものの、
ミスを連発して、自滅の4失点。

お寒い試合となってしまった。

前半はしっかりとゲームになっていて、
プレーのクオリティも十分高かった。

連係や距離感がまだまだ発展途上で、
ぎこちないパス回しが多かったけれど、
攻撃で躍動していて、相手の脅威になっていた。

でも、センターバックとボランチが、
軽すぎるミスを何度も犯したことで、
リズムを崩し、自信を失い、プレー精度が下がった。

失点に直結するミスを犯したことで、
クオリティの高い前線の選手がいるガンバに、
きっちりと決められてしまった。

精神面でやられてしまった、後半の3失点だったと思う。

もともとまだ慣れていない3バックで、
さらにこの週、新たなシステムとして1ボランチを練習。
で、その中心となるはずだったキャプテン竹内が、
直前の体調不良で、試合前日に出られなくなった。

うまくいっていた前半は良かったけれど、
一度綻びが出たことで、すべてがほつれた。

しかも今シーズンは、ドウグラス不在もあって、
無闇に前線へロングボールを蹴り出すことをしていない。
ディフェンスラインからつなぐサッカーが、
ミスをより起こしやすい状況にしていた。

システムに自信がなく、中心だった竹内もいない中で、
ミスから精神的に立ち直ることができなかった。

中途半端なポジショニング、弱いパスなんかは、
その象徴といえそうで、低調なパフォーマンスになってしまった。

というわけで、本来の力が発揮できなかった試合。

選手本来の能力の問題じゃなく、
チームとして熟成できていない中で、
フォーメーションもメンバーも変わったのが問題。

次節は、竹内が復帰できれば連係でプラスだし、
テセのような前線で収まる選手を起用するのもひとつの手。

それに加えて、3バックを熟成させることで、
ミスが生まれても揺るがない自信を手にして、
今回みたいな崩壊をなくしてほしいと思う。

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