ラグビーW杯が“食べ物のみ”持ち込み可に

ラグビーW杯4日目。

3日目まで、スタジアムへの飲食物の
持ち込み禁止が問題となっていた中、
組織委員会は“食べ物”の持ち込み許可を出した。

スタジアム内に食べ物を持ち込めないのに、
食べ物の売り切れが出ていた状況へ
対応するためだという。

これはかなり素早く、いい対応だと思う。

ただ食べ物系のスポンサーが特になく、
これだけ早く対応できるのなら、
もとからスタジアムグルメを充実させてほしかった。

海外では食べてからスタジアムへ行くとか、
ビールを飲みまくる文化だとか、
そんな海外の観戦方法を持ち込むんじゃなく、
日本らしく、充実したスタグルを提供できなかったのか。

例えば東京スタジアムでいえば、
せっかくスペクテータープラザみたいな
巨大な広場があるわけで、フェス並みのグルメブースを置けたはず。

海外から来るラグビーファンに対して、
日本らしい観戦の楽しみ方を提供した方がいいのに…と思うけど。
日本は、スタグル文化なんだから。

【追記】
9/25の釜石では、バリエーション豊かな
東北のフード売店&トラックが出店していた様子。
釜石の素晴らしさの一方で、なぜ東京はそれができなかったのか…

今回、食べ物の持ち込みは許可されたけど、
依然として飲み物は水筒に入れたうえで、
入場時に試飲することでしか持ち込めない。

投げ入れなどの危険を回避するためや、
他社のパッケージがカメラに映り込むのを防ぐためなら、
入場時に紙コップへ移し替えれば済む話。

それをやらないということは、
「飲み物を持ち込むこと自体が困る」から。

ビールを買わせたいのか、飲み物を買わせたいのか。

500mlペットボトルのコーラや水が、
250円という比較的良心的な値段で
売られているということは…。

スーパーでは200円くらいで買える缶ビールをコップに注いで
700円で売るのは、イベントだから別にいいんだけど、
ソフトドリンクさえ持ち込ませない強硬なやり方は、反感を買う。

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