3月で1歳になる息子の保活を、
認可外の保育園のみで進めていた中、
2月19日に、認可外(東京都認証)の保育園から、
入園内定の電話があった。
認可外に4園申し込んだうちの1つ、
1駅離れた園からの電話。
4園の中では自宅から一番遠いとはいえ、
他の認可外からの連絡もないだろうと、
この園に心を決めて、保活を終えた気持ちだった。
すると27日。
別の園からも「入園できます」の電話があった。
自宅の向かいにある、大本命の保育園からだった。
2月6日に認可の結果が発表されてから、
3週間後の内定電話。
19日に内定していた保育園には、
入園へ向けて説明会の予約を入れていたものの、
断りを入れて、自宅の目の前の保育園に決めた。
内定をもらっていた園への断りの電話は、心が痛んだ。
と言っても、僕が電話したわけじゃなく、
奥さんが電話したんだけども、
申し訳なくてたまらなかった。
説明会で、4園のうち3園が集団説明会だった中、
1つだけ、個別対応だった小さめの園。
園長先生らしき人が、とても親切に対応してくれて、
息子におもちゃを渡して遊んでくれた。
保育士の人たちは、僕らが通るとき、
みんな笑顔で会釈してくれた。
そんな説明会を経て、
内定をくれたあとには園について調べたことで、
勝手に心の距離を近づけていた。
ただ、物理的な場所が遠かった。
1駅離れているのは、送り迎えがきつい。
保活の超激戦区ゆえ、他にも希望者がいるはずで
「保育園から遠い自分たちが断れば、
園の近くに住む、他の人が入園できる!」
そう自分たちに言い聞かせて、入園を断った。
「担当の者に伝えておきますね」
こういう連絡はたぶんよくあることで、
そのくらいの返答だったけど、つらかった。
僕が電話したわけじゃないけれど。
こういう電話連絡も含めて、保活はつらい。
いつ来るか分からない内定電話を待つつらさ、
本命に行けることになったとき、
内定が出ていた他の園を断るつらさ。
で、内定が出るだけマシで、
内定が出ないつらさ、というか怖さが一番きつい。
都内の激戦区で4つの認証保育所に申し込み、
結局、2つの保育所から内定をもらったわけだけど、
なぜ内定をもらえたのかは分からない。
入試のように、手ごたえはない。
これで保活は完全終了。
まだまだ保活が続いてる親が、
早く幸せな内定をもらえることを祈ってます。