2020 J1 第16節 ミスを恐れずに

J1第16節、清水はホームで
鹿島と対戦し、1-2で敗れた。

前節からスタメン6人を入れ替えた清水は、
前半の入りから連動した動きで優勢に。

ところが鹿島が対応できるようになると、
自陣からのパス回しでミスを連発して2失点。

またもつまらない失点をしてしまい、
6連敗となってしまった。

試合の入りは、本当に良かった。

ボールを受ける動き、縦に入れるパス、
全体の連動、距離感の良さなど、うまくいっていた。

鹿島がそこまで厳しくこなかったのもあったけど、
清水の選手が積極的に動いていたことで、
人もボールも動かせていた。

ところが、自信のなさなのか、
中途半端なプレーが増えてきてしまう。

相手にボールを奪われることに怯えているのか、
ボールを受けたがらない、パスを後ろに下げるだけ、
モタモタする、そんなシーンが増え始め…

その結果、ボールを前に運べなくなり、
プレーが遅れて低い位置でボールを奪われ…
一気に大ピンチになり、慌てふためいていた。

今回も、自滅。

2点しかとれなかった鹿島の
不甲斐なささえ感じる試合だった。

とりあえず今の状態では、精神的に弱い選手、
消極的になってしまう選手は、起用しない方がいいと思う。

ルーズボールの譲り合いは見たくないし、
パスが弱くなったり、後ろに下げるばかりなら、
やりたいサッカーはうまくいかない。

強気でずっとプレーできる選手にプレーしてほしい。
川崎相手でも下位相手でも(清水が最下位だけど…)、
同じ精神状態でプレーできる選手がピッチに立ってほしい。

もちろん個の技術がかなり重要なサッカーだけど、
消極的な姿勢は、チーム全体を狂わせてしまう。

そんな中、今回メンバーを入れ替えたことで、
プラス材料もあったように思う。

河井のような技術がしっかりしていて
飄々としたプレイヤーはチームのパフォーマンスを上げるし、

今日の鈴木唯人がガンガン仕掛けたように、
ミスを恐れない気持ちを持った選手が増えれば、
プレーは前向きになるし、恐れないことでミスは減る。

これまでスタメンを固定してきた監督にも、
変化は現れていて、選手がアピールを始めている。

たぶんエウシーニョの復帰みたいな、
個が戻ってくれば勝てたりするんだろうけど、
1人2人いないだけで崩壊するチームは、上にいけない。

自信をもって、試合に臨んでほしい。

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