2021 J1 第25節 可能性は感じる試合

J1第25節、清水はアウェイで
湘南と対戦し、1-1で引き分けた。

序盤から試合を優位に進めていたものの、
ウェリントンの見たことあるようなヘディングゴールで
簡単に先制を許し、
攻撃に迫力のない清水にとっては難しい試合に。

それでも鈴木唯人の4人抜きスーパーループで
同点に追いついたものの、
決定的な場面はそこまで多くなく、
チャンスでも決めきれず、パッとしない展開。

降格圏から離れることが、なかなかできない。

それにしても、鈴木唯人のゴールは痺れた。

これまでもスケールの大きさを感じるボール保持で、
雰囲気があって、見ていて面白い存在だったけど、
とにかく決定力がなかった。

これでケチャドバになるかは分からないけど、
こういう1つ1つの積み重ねが、
ネットを揺らす確率を高めていくと思う。

辛抱してでも使いたい、やってくれそうな選手。
守備もできてボールを運べるから、
今日の2列目は合っているのかもしれない。

とはいえ、勝てない。

新加入の松岡も、新外国人も、
チームを変える働きが随所に見られるけれど、
まだまだ周りとは合っていない。

それもそのはずで、今シーズンのチーム全体で、
これまでそこまで合ってないわけだから、そりゃ難しい。
松岡のボールをもらう動きがボールの巡りを良くし、
縦へ入れるボールが効果的で、
ゴールに迫るシーンは増えているから、
もう少しのガマンかもしれない。

まあ、今シーズンのチーム全体で、
ずっとガマンの時期が続いているわけだから、
何年もガマンだと思って見てきたから、
いつまでガマンの時期が続くんだ、という感じはあるけど。

それでも期待して待ってしまう。
今シーズンはそのくらいの変化をしているから、
実際に良くはなってきているから、
今度こそは、と思ってしまう。

今度こそはと思いながら見てるから、楽しいわけだし。

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