J1第2節、清水は2014シーズンの
ホーム開幕戦、横浜FMと対戦。
前節の勢いは感じられず、
なにもできないまま0-1で敗北。
マリノスの一方的なゲームで、
89分までシュート2本。
清水を応援する側にとっては、
退屈きわまりない試合だった。
清水が躍動してたのは、
次々と決定機が生まれた、
後半アディショナルタイムだけだった。
ボールのところに選手がいないんだから、
そりゃサッカーになるはずがない。
ボールを持ってないんだから、
シュートを打てるはずもない。
ボールをもらう動きが少ないだけじゃなくて、
ボールを持った味方から、
選手たちが逃げたかのように、
距離が離れてた。
そしてセカンドボールをことごとく拾えてなくて、
ずっとマリノスのターンが続いてたし、
コーナーとかチャンスのあとに、
ことごとくカウンターを食らって、
決定的なピンチを招いてた。
この辺は今年始まったことじゃなく、
去年も抱えてた問題だったりして。
高いラインで積極的に奪う戦術だから、
相手に能力で上回られたときや、
いなされる心配が選手の頭をよぎったとき、
チーム全体のバランスは大きく崩れるもの。
さらに新加入のヤコヴィッチ初先発で、
連携がまだとれてないバックラインへの
不安感もきっと影響してた。
ボランチはディフェンスラインを気にし、
一方で攻撃の4人は前がかりだから、
中盤がガラガラになって。
セカンドボールを奪えなかったり、
チャンスシーンのあとカウンターを食らって、
ずっと相手にペースを握られるっていう。
別に気持ちが入ってないわけじゃないと思う。
判断が後手後手に回ってたんだと思う。
せっかく1万8千人近くが
スタジアムに足を運んでくれたのに、
しょっぱいゲームというか、
もう無味に近いゲームだったのは、
これからの観客動員に影響しそうなのも痛い。
後半アディショナルタイムの5分近く、
決定的チャンスが3回もあって、
うち1回はゴールと間違えて喜んだりして、
お祭り騒ぎ的な要素があったのが、
まだ良かったのかもしれないけれど。
にしても、5分って。
最後に出てきた杏仁豆腐が美味しくても、
メインの中華がどれも不味かったら、
その店にまた来たいと思えないわけで。
もちろん、杏仁が美味しいからと、
また来る人もいるけれども。
苦手なマリノスのあと、
次もまた苦手なセレッソ。
だいぶ怖い。