J1第9節、清水はホームで
仙台と対戦し、1-0で勝利。
リーグ戦の連勝を4に伸ばし、
2007年シーズンの第28節～31節以来、
リーグ戦で7年ぶりの4連勝。
（そんなにも久しぶりだったとは！）
そして4試合連続の無失点勝利も、
同じ2007年の第22～25節以来7年ぶり。
さらにこの試合でJ1通算200完封を達成。
首位との勝ち点差を2に縮めただけじゃなく、
右膝前十字靱帯断裂で全治8か月の
長沢不在の初戦で勝てたことは、
とても大きな勝ち点3になった。
■長沢不在初戦で勝てたことが大事
試合内容は、引かれた相手に攻めあぐね、
前後半合わせてシュート3本、
特に前半は見てて
フラストレーションがたまるものだった。
でも長沢不在での初戦で、
これまで得点を重ねてきた攻撃とは、
違うアプローチが必要になってくる中、
攻めあぐねちゃうのは、
正直仕方がなかったと思う。
前半、パスが合わなかったり、
ミスが多かったのは、まずかったけど。
この試合は、週2試合が続く連戦の初戦。
ここからしばらく、
練習はコンディションの回復に
あてられるようになるわけで、
勝てただけでも良かった。
長沢不在で勝てなかったら、
自信を失ったまま修正できずに、
連戦を戦い続け、勝てなくなるような、
地獄のスタートになったかもしれない。
攻撃は徐々に良くなってくはず。
それにはミドルシュートの意識や、
中央からの突破みたいな、
サイド攻撃だけじゃない姿勢も、
もっと必要になってくだろうから、
どこまでできるか不安ではあるけど。
中央の攻撃は、ずっとうまくいってないから。
ただ、今日もシュート手前までは、
良さそうな攻撃もたびたびあって、
可能性は感じられた。
そのあたり、次の試合が楽しみだったりする。
■次の鹿島に勝つことも大事
そんな次の相手は、首位・鹿島。
清水は今4連勝中だけど、
正直なところ4試合とも下位相手で、
日程的に勝ちやすかった部分もある。
開幕から5試合は厳しい相手が多くて、
なかなか勝てない時期が続いたのとは逆。
そう考えると、鹿島との戦いは、
かなり厳しいものになるとは思う。
ここ4試合のようにはいかないはず。
ただ、連勝してることでの自信は、
選手たちにあるはずで、
質の高いプレーで、試合ができると思う。
あとは中2日という中で、
疲労がどこまで影響するか。
体力的に後半落ちやすいから、
後半持ちこたえられるかもカギになる。
下位に強く、上位に弱い清水が、
首位の鹿島に勝てたら、
選手たちは自信をさらに深められるはず。
仙台戦で始まった週2の5連戦、
1位の鹿島と当たるあとも、
3位鳥栖、7位新潟、4位広島と上位陣が続く。
鹿島に勝てたら、勢いに乗れる。
昔からなぜか相性のいい鹿島相手だから、
やってくれるんじゃないかと
思っちゃったりもしてる。