昨日、2018年のサッカーW杯アジア2次予選で、
日本が格下のシンガポールに、0-0で引き分けた。
守りを固めた相手を攻めきれず、
最後の最後まで得点を奪えなかった。
ハリルホジッチ監督は、
アジアの怖さを知っただろうし、
選手たちも改めてアジアの難しさを感じたはず。
親善試合の簡単な相手じゃない、
本気のアジアのチームに、
2次予選の初戦で封じられたことは、
これからの予選を戦ううえで、良かったと思う。
そして何より、今回の試合で一番の収穫は、
日本人のサッカーを観る目が、
ひとつ肥えたことだと思う。
「相手に守りを固められたら、サイドから攻撃する」
どれだけの人の頭に残ったかは分からないけど、
この言葉にへぇ~と思って、
頭に残った人が確実にいるはず。
観る側のレベルが上がることで、
サッカーは根付き、サッカーを観る目が厳しくなり、
その結果、代表は強くなっていくと思う。
あとは、意味のあるドローだったと思えるよう、
2次予選をきっちりと突破しないとダメだけど。