日本時間の昨日の夜遅くに行われた、
ラグビーW杯・1次リーグのプールB(B組)、
世界ランクを11位に上げた日本が、
世界ランクを12位に下げたスコットランドと対戦。
前半を互角の戦いで折り返したものの、
ミスが目立ったうえ、中3日の日本は後半に息切れ。
これが初戦のスコットランドの猛攻を浴び、
後半だけで5トライを奪われ、10-45で敗れた。
日本中を沸かせた南アフリカ戦と比べて、
序盤からミスが目立った日本。
キャッチミスでボールを前に落としたノックオンや、
前へボールを送るスローフォワードなど、
イージーなミスが連発。
五郎丸選手のキックも精度を欠き、
期待していた福岡選手にもボールが回らず不発。
スコットランドは世界ランクで逆転した相手とはいえ、
過去の対戦成績は1勝7敗。
それに、そもそも日本はW杯で、
前回の南アフリカ戦を含めて2勝しかしていない。
これが本来の実力差だったともいえるけど、
ただ日本中がラグビーで盛り上がり、
期待値が上がっていただけに、残念な結果だった。
それでも、前半終了間際の失点を防いだ、
五郎丸選手のタックルはみごとだったし、
フォワードの選手たちもよく凌いでいた。
次は中1週間以上空いての試合になる。
上位2か国が進める決勝トーナメントは、
まだ十分に可能性がある。
ここでまた盛り返せば、なでしこジャパンのように、
一度、爆発的なブームを迎えて、
たとえ一過性だとしても、
その後の注目度を、高く保てると思う。
正月には五郎丸VS中村俊輔の
異種キック対決が繰り広げられると思う。
ラグビー全盛期を知る人にとっては、
眉をひそめる部分もあるかもしれないけれど、
今のラグビー熱は、まだまだ高くできると思う。
残り2戦は、重要になる。