J2,J3ともに最終節。
J3ではレノファ山口が、
負ければこちらも自動昇格できないという状況の中、
リードされて迎えた後半アディショナルタイムも
すでに掲示された5分を大きくまわった中、
同点ゴールが突き刺さり、J2への自動昇格を決めた。
J2ではジュビロ磐田が、
勝たないと自動昇格できないという状況の中、
後半45分、同点に追いつかれ、
今年も試合終了間際に悪夢が…と思われた直後の
後半アディショナルタイム、劇的なゴールで追加点。
勝利を収め、J1昇格を果たした。
劇的すぎる結末。
昇格・降格をめぐるドラマが上乗せされた戦いは、
当事者じゃなくても、面白い。
試合のレベルうんぬんじゃなくて、
熱い試合は面白い。
高校サッカーとか、高校野球が、
レベル関係なく面白いのと同じように。
スポーツって、そういうものだと思う。
と同時に、磐田がJ1昇格したことで、
来シーズン、J2での静岡ダービーはない。
ジュビロに上がられたという悔しさ半分、
J2で静岡ダービーをやりたくないという思いから、
よくやってくれた!という嬉しさ半分。
ザ・複雑。
そして、去年までの昇格争いは、
高みの見物で、楽しく興奮するだけだったのが、
今回は恐怖感ばかりを感じながら見ていた。
1年でのJ1復帰は、どう見ても簡単なものじゃない。