エージェントが思う、配信スタートしたポケモンGO

午前10時にポケモンGOの配信がスタート。

午後の渋谷では、あちこちで立ち止まり、
ポケモンをゲットしてる人がいた。

打ち合わせをした
ゲームアプリメーカーの人は
自分のゲームアプリの話をする前に
「まあ今はポケモンGOですけどね」と言い、

さらに移動先の横浜でも、
3人組が「コイキングかぁ」と残念がっていたり、

また次もゲームメーカーの人との
打ち合わせだったんだけど、
「ウチの会社の人、まだ2体しか
 ポケモン見つかってないんです」
と、出現格差を嘆いていたり。

信号待ちでも、駅でも、電車の中でも、
世の中はポケモンGOをやってる人だらけ。

Ingressのときにはなかった光景。

ただ、今はとりあえず話題だからやってみたい、
周りにポケモンGOの話ができる、
人より先にレベルを上げたいっていう、
配信したばかりだからっていう
モチベーションがあるかもしれないけれど、
ここから落ち着いたとき、どうなるか。

Ingressはその地域のポータルへ行き、
ポータルキー(ポケストップの画像)を
集める楽しさもあって、
「地方へ行く楽しさ」があったけれど、
ポケモンGOの場合はそこが希薄かもしれない。

その土地にしかいない
“ご当地ポケモン”が各地にいれば、
また違うかもしれないけれど…
今のところ、そんな感じはなさそう。

ポケストップ自体は、
アイテムが出るだけで個性は特にない。

ゲーム性の違いとはいえ、
地域差が見えにくいゲームで、
ポケモンを集める楽しさをどこまで持続できるか。

ジムのバトルは防衛が難しいうえに、
上級者がどんどん強くなったとき、
初心者はどこまで楽しめるものなのか。

あとチーム戦でいえば、
今はルアーモジュールを使ったポケストップに、
誰が行ってもポケモンが寄ってくるけど、
これが同じ色のチームの人だけが恩恵を授かれる
ルアーモジュールもないと、
チーム感に乏しい感じもしてる。
まだコミュニケーションツールもないし。

そしてポケモンGOのポケストップは全部、
Ingressのエージェント(プレイヤー)が
写真を撮ってポータル申請(投稿)したものが
元なんだけど、ポケモンGOではこの申請ができない。
つまりポケストップが少ない地方は、
今のところ、かなりきつい。

「ポケモンを集めるゲーム」
というだけでは、ちょっと物足りないだけに、
もうひとつ、何か必要だと思った。

と、書きつつ…
明日も外へ出たら、夢中になるけど。

だって、レアなポケモンを見つけたいから!!

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