ロシアW杯 セネガル戦前日

さあ、明日の深夜24時からは
日本のワールドカップ第2戦・セネガル戦。

カギを握るのは、ディフェンスラインを
どれだけ適切な高さに保てるかだと思う。
全体をどれだけコンパクトに保てるか。

攻撃陣が前線で奪ってのショートカウンターを狙い、
守備陣が裏へ突破されることが怖くて引きすぎると、
中盤にスペースができて、相手に拾われてしまい、
セネガルの攻撃を受け続けることになる。

前線からプレスをかけている状態なら、
ディフェンスラインもしっかりと高さを保つ。
相手にいなされまくることがなければ、
基本はこの状態がいいと思う。

でも、ディフェンスラインを低くしないと
守れない時間帯は、全体が判断・連動して、
前線も闇雲にプレスをかけないこと。

そのコンパクトさをしっかりと保てるかどうか、
ピッチ内で選手同士がコントロールできるかが、
試合の行方を左右するんじゃないかと思う。

そうしたとき、やはりピッチに立つ全員が、
コロンビア戦のように大舞台でも冷静に、
ピッチ内の状況に対処できることが重要になる。

コンディションとメンタルに問題がなければ、
コロンビア戦の11人がいいとは思う。

ただ少し心配なのは、ゴールキーパーの川島。

フリーキックの失点は、
壁に入った選手が跳ばないはずなのに跳んだわけで、
川島の責任にするのは酷だと思うけど、
それよりも、前に出るべきとき出られなかった場面に、
ちょっとした不安を覚えた。

例えば裏に抜けられたとき、
前に出て簡単にクリアしてくれるはずが、
前に出ないことで決定的なピンチになるかもしれない。

GKに躊躇があると、ディフェンス陣は不安になり、
ズルズルと下がってしまう可能性がある。

問題がなければ連係重視で、川島でいいと思う。

今大会、強豪国が格下相手に苦戦しているのを
目の当たりにして、セネガルに慢心はないと思う。

それに第2戦で決勝トーナメント進出を決めたいのは、
日本もセネガルも同じ。
気が緩むことはなく、本気の戦いになる。

コロンビア戦のような、相手の気の緩みで、
うまくいく試合にはなりそうにない。

半端ないプレーを炸裂させることよりも、
半端なプレーをしないことが大事になるんじゃないかと。

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