2019 J1第30節 清水×磐田 盛り上がりに欠けた静岡ダービーをスタジアム観戦

J1第30節、清水はホームで磐田と対戦。

リーグ戦通算50回目の静岡ダービーは、
清水が1-2で敗れ、通算19勝6分25敗となった。

そんな試合を、東京からアイスタへ行って観戦しました!


21年ぶりのアイスタ(日本平) 1998年の市川大祐Jデビュー戦以来!


関東アウェイにしか行ってないから、オレンジだらけが新鮮!


テセの奥さんの手作りの味「テセキムチ」900円。美味しかった話は後日。


コンセプトの分からない装飾あって…


メインスタンドのゲートへ向かう途中…


クラフトビールの「S-PULSE ALE」を飲みました。
イメージ通りのエールビール。美味しい!


こパルちゃんがいたりもして…


メインゲートちっちゃい!手荷物検査もない!
古き良きといえば聞こえはいいけども…


グッズショップは陳列が分かりやすい。電子マネー対応。


ピッチが近い!コンパクト!やっぱ専用スタジアムはいい!


試合40分前に選手紹介。昔もそうだったけど、早すぎません?
遅く来た人も気持ちが盛り上がるよう、もっと遅くしてほしい…


試合に向けて盛り上がる清水ゴール裏
(ちなみにこの電光掲示板はロゴのまま変わりません…不便!)


磐田ゴール裏 2階席を一部清水に開放 入りは悪い


そして選手入場でコレオ


中にいると見えない…


清水ゴール裏は「今年磐田に4連勝で最後の星も掴んじゃおうぜ」コレオ


スタジアム全体でコレオしてました


いよいよキックオフ


スタメンはこの通り でも前半5分…


ファンソッコ退場で早くも清水が10人に

前半、10人で防戦一方の清水は攻撃を組み立てられず、
先制されて何もできない時間帯が続いた。


後半にかける清水


数的優位を生かしたい磐田

後半の入りは清水が修正し、互角の戦いに。
すると清水が二見のロングスローからのオウンゴールで同点。
しかし終盤、選手交代後だからか一瞬のスキが生まれ
磐田に追加点を許して敗戦…


盛り上がりに欠ける50回目の静岡ダービーだった

清水が開始5分で壊した試合。

ファンソッコがゴール前での決定機阻止で一発退場。
相手が大げさに転んだのはあるかもしれないけど、
贔屓目のファンも「今のはソッコだめだよ」と思うほど、
レッドが出て当然のプレーだった。

これで清水のゲームではなくなってしまった。

相手の磐田が今、状態が悪いとはいえ、
もともと攻守にちぐはぐな清水が、
10人で85分間を戦えるほど、甘くはない。

清水はしっかり守ってカウンターの形をとったけど、
そもそも最近カウンターがうまくいっていない清水が、
10人でどうにかなるはずがなかった。

一方で、磐田の内容も悪かった。
10人の清水を攻め切れず、細かなミスも多い。

厳しく言えば、ボロボロの矛とボロボロの盾で、
つつき合ってるような試合だった。

スタジアム内も、開始早々のソッコ退場で、
清水が負けてもしょうがないという空気が漂っていた。

しかも磐田はチーム状態が悪い中で、
勝ち点差を離された最下位という厳しい状況。
スタジアムで周りからは、チームへの失望の声もあった。

清水はJ1残留を争っているとはいえ、
下がいて残留できるんじゃないかという空気もある。
勝ち進んでいる天皇杯の方が、楽しみという人も多いと思う。

リーグ戦の状況として、
勝つ喜びも、負ける痛みも、
お互いファンにとってそこまで大きくない状況。

リーグ戦50回目の静岡ダービーという、
決戦の雰囲気漂う試合だったものの、
いろんな要素が重なって、
スタジアムがどこか緩い雰囲気で、90分間が過ぎていった。

良かったのは、天気だけだった。

負けても「まあいいや」と思えるほど、いい天気だった。

不完全燃焼というか、
燃焼するもの自体が乏しかった静岡ダービー。

2019年の清水と磐田が、
お互い悪いシーズンだったと刻まれるのも、
それはそれで、ひとつの歴史なのかもしれないけれど。

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