屋外ジョギングとマスクについて、青学・原監督と医師のやりとり

「走るときはマスクをしろ」という風潮になった。
そして今「夏のマスクは熱中症の危険あり」と警鐘が鳴らされている。

自粛警察がはびこる世の中で、
走る人はどんな状況でもマスクをしろと考える人が、
世の中にはそれなりにいる。

外を歩いている人に対しても同じで、
屋外で相当な密集じゃなければ感染リスクは低いはずなのに、
いつでもマスクをつけることが、
専門家よりも世の中に求められている。

そうした中、昨日のテレビ番組「ひるおび!」で、
青山学院大学の陸上(駅伝)の原監督が、
ジョギングとマスクについて、
これまでの経緯をまとめ、専門家に質問をぶつけていた。

まず、走るときマスク必要となった流れについて原監督は…

●もともと屋外で走ることは問題なかった
⇒公園でランニングする人が密集した
⇒危険だからとマスクをするようになった

と整理。そのうえで、感染症に詳しい医師に質問した。

原「人がいないところで走るとき、マスクをしなくていいか?」
医師「人がいなければ、マスクをする必要がない」

そこへMCの恵さんが、あえて意地悪に話をつっつく。

恵「1人(しかいない)というのはありえない」(※ひるおびの悪いとこ)

すると原監督はこんな内容を訴えた。

●マスクしてない=悪という、自粛警察的な人がいる
●多くの人がいる場所ではマスクをしないとダメだが、
 人がまばらな場所ならいい(人に感染させない)という、
 根の部分(本質的な部分)を整理してほしい

僕が原監督側の意見だからというのもあるけど、
最低限、このくらいの考えは世の中で共有できればと思った。

そうじゃないと、夏場は走る人も歩く人も、倒れる。

国はそろそろはっきりと、
屋外のマスクルールを整理した方がいい。

そうしないと、自粛警察が忙しくなるだけじゃなく、
そろそろ死人が出る。

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