7月4日のJ1再開まで3週間。
清水が、J3藤枝と練習試合を行った。
およそ2か月半ぶりの練習試合は、
2試合(45分×4本)とも生配信され、
コンディションも完成度もまだまだながら、
カルリーニョスが本物なのを確認できたのと、
再開へ向かってる感で、十分ワクワクできた。
お腹がすいてるから白米だけでも美味しい、
その白米もそれなりに美味しい、そんな試合だった。
例える方が分からなくなってるけど。
それと今回、注目したいのは、
チームとしていろんな試みを行ったこと。
▼スポーツエンターテイメントアプリ「Player!」で生配信
(YouTubeを埋め込んであるから、YouTubeでも視聴可能)
▼「Player!」上で投げ銭「パルギフ」を運用
(YouTubeのスパチャと比べて、手数料がかなり安いらしい)
▼ヤマハのリモート応援システムを実証実験
(スタジアムのスピーカーからチャントなどが流れるもので、
選手や中継を盛り上げてくれる)
こういった新しいことに、
どんどんチャレンジする姿勢は素晴らしい。
で、次につなげていけばいい。
特に良かったのが、リモート応援システム。
簡易版の清水に対して、完全版が運用され、
DAZNでしっかり中継されてた
同じ日の磐田の練習試合が分かりやすかったけど、
スタジアムに違和感なくチャントが響いていて、
十分盛り上がってる感を感じられた。
あとは完全版で運用されていた、
アプリからリアルタイムで声援を送るシステムで、
ネットの中継映像が遅れて届くタイムラグをどうするか。
例えばゴールシーン。
「歓声」を押すと会場に歓声が流れるわけだけど、
普通にやれば、中継から数十秒ずれて、
それぞれの遅延タイミングで歓声が送られてしまう。
それを解消するための方法が、
現地からリアルタイムで「ゴール」の合図が来て、
それに反応してボタンを押すというもの。
つまり、自分が中継でゴール映像を見る前に、
ゴールしていることを知ってしまうという、
気持ち的には歓声があがらないシステム。
だから、きっと自動がいいんだろうなと思いつつ、
そういうチャレンジ含めて、面白いなと思った。