2020 ルヴァン杯第2節 練習試合感

半年近くぶりに開催されたルヴァン杯。
第2節、清水はホームで名古屋に0-3で敗れた。

リーグ戦から中3日、スタメン11人を入れ替え、
完全ターンオーバーで臨んだ試合は、
前半こそ少しは形になる場面があったものの、
徐々に内容はちぐはぐになっていき、
実戦から離れていた選手の調整に終始。

攻め切れない、守りが緩い、
そんな悪い部分が出て、簡単に負けた試合。

新型コロナの影響で、グループステージ3試合という
超短期決戦になったルヴァン杯で、
清水は2連敗し、もう敗退が決定した。

つまらない試合だったのはありつつ、
しょうがない結果だったと思う。

ディフェンスのときに、
相手に寄せきれず、自由にボールを持たれていた。

オフェンスではパスが回っても、
攻め切れずに相手ボールになっていた。

リーグ戦の悪いところとさほど変わらないけど、
リーグ戦は個の力で補っている部分もあって、
個で勝てない場面が多かった今日は、厳しかった。

完全ターンオーバーで、
試合勘にも問題がある清水のメンバーは、
それなりに主力も出した名古屋に対して、
うまくいかなかった。

そうした中で、清水にプラス材料があるとすれば、
GKネトヴォルピの復帰と、ユース成岡のデビュー。

ヴォルピはさすがのセービングを見せ、
フィードで攻撃の起点になりそうだった。

フィードでカルリーニョスなどを使った超速攻撃や、
最終ラインにプレッシャーをかけてくる相手に対して、
どう前へ運んでいけるかなど、リーグ戦で見たくなった。

成岡は早めにプロを経験できたことが、
成長していくうえで大きいと思う。
自らの非凡なテクニックを、プロの舞台でどう活かせるか、
今日うまくいかなかった経験から考え、成長につながりそう。

見た目が似てる日本代表の柴崎を超えて、
またタイプの違ったボランチになってくれればと。

まあ、そのくらいしか見どころがなかった試合ではあって。

3バックだったのもあって、
底上げができているのかも確認しにくい、
練習試合の延長線上みたいな戦いだった。

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