J1第24節、相手の横浜FMがACLに出場する関係で
変則日程となった試合は、アウェイの清水が0-3で敗れた。
清水は普段と違う3バックで臨み、
横浜FMに対応しようとしたものの、
序盤に失点し、13分には立田が退場。
プランが狂うと前半立て続けに失点し、
跳ね返す力はなく7連敗。
1996年のクラブ最多連敗記録に並んだ。
前半で終了した試合だった。
清水は今日も、試合の入りこそ良かったものの、
前半の早い時間に失点し、
13分に立田が退場になると、防戦一方。
前半だけで3失点し、試合は決まった。
後半はもう、お互い練習のような内容。
マリノスの意図はよく分からないけど、
攻撃はクロスを繰り返すだけで、練習風景のよう。
得点の匂いがしない。
守ることで精いっぱいの清水は、
跳ね返すだけでボールを前に運ぶ力はなく、
チャンスをほとんど作れない。
10人の清水が後半失点せずに終えたけど、
清水がみごと耐えたという評価はできず、
単に緩い試合になったというだけ。
横浜FMが武士の情けで叩きのめさない、
そんな風にさえも見えてしまう試合だった。
そんなだから、今日の試合の感想は特になく。
10人だとどうにもならないくらい、
チームは完成してない、自信を持ててない、
ということは分かった。
完成してないから自信を持てず、
積極性が失われているという面も、きっとある。
しかも守備陣が次々と離脱中で、
次の試合は、さらに不安が頭をもたげるはず。
それでも。
時間帯や相手によっては、戦えるわけで。
積極性があるときは連動できているわけで。
ミスも失点もいいから、縮こまらず積極的に戦ってほしい。
それが、ミスと失点を減らす方法のひとつなんじゃないかと。