2020 J1 第17節 7連敗でストップ

J1第17節、清水はアウェイで
湘南と対戦し、3-0で勝利した。

清水はDF陣にケガや出場停止が相次ぎ、
前節に続く3バックに、本職がボランチの
ヘナトと六平を組み入れるスクランブル体制。

それでも、お互いの力関係や戦い方の変化で、
危ないシーンは少なく、
8試合ぶり、今シーズン2度目の無失点試合。

クラブ最多連敗記録更新を免れる、
8試合ぶりの勝利を収めた。

勝てた要因を探るのは難しくて、
相手が個で上回れる湘南だったことや、
後ろから繋ぐことに固執しないといった
戦い方に変化があったことなど、
何か1つが理由というわけじゃなさそう。

個で上回って余裕が出たことで、
自信と余裕が生まれて、
ダイレクトパスができたり、周りが見えたり。

特に途中出場のエウシーニョは別格で、
ボールを持てるし繋げるし奪えるから、
清水は攻撃のスイッチを入れられた。

そして後ろから丁寧に繋ぐのを考え過ぎないことで、
ボールを奪われる怖さが薄れて、
攻撃的な選手が思い切った攻めができた。

一方で、前線の選手が相手との力関係から
しっかり収められるシーンが多くて、
攻撃に移れていたというのもある。

勝てた理由は複雑。
だからこれまで、勝ててなかったわけだけど。

今日の試合を受けて、選手が何を得られたか。

こう戦えばうまくいくという手ごたえ、
蹴り出すこともアリということで不安の軽減、
この選手に預ければ頼れるという安心感、
それらがこれからの戦いでプラスに働いてほしい。

と、冷静に思うことがいろいろありつつ、
久しぶりの勝利は、シンプルにうれしい。

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