2020 J1 第28節 トーンダウン

J1第28節、清水はアウェイで
札幌と対戦し、1-5で敗れた。

平岡新監督体制になって2連勝した清水だったけど、
今日の試合は全体的に強度が足りなかった印象で、
危険なボールの奪われ方、運ばれ方がしばしば。

その結果、大量5失点を喫してしまい、
新監督就任以来、初めて敗れた。

前節もちぐはぐな内容ではあったけど、
全体の連動性や寄せの速さで、
相手に自由にさせなかったことが、勝因だったように思う。

それが今日は、ゴール近くで相手に寄せ切れなかったり、
相手に体を当てられたときに
ボールを奪われることが多かったりと、
あらゆるプレーがトーンダウン。

ひとつひとつのプレーで相手に負けて、
全体のリズムが悪くなっていた印象。

原因は分からない。

接触で札幌の選手がきついケガをして交代したことが
両チームのメンタルに影響を及ぼしたのか、
正当に激しいぶつかり合いでファールをとらないジャッジに
うまく適応できなかったからなのか、
そもそも札幌との相性が悪いからなのか、
決定力のある選手がいるチームに弱いからなのか。

他も含めて、いろんなものが組み合わさったのか…
まあ原因は単純じゃないんだろうなと。

とはいえ、そこまで悪くはなかった印象もあって。

攻撃では先制したシーンがまさにそうだけど、
全体が連動して相手を崩そうという意図は見えた。

相手にプレッシャーをかけるときも、
ブロックを作るときも、意図は感じられた。

酷い内容が多かった昨シーズンを経て、
今シーズン、良くなったと思ったらまた酷くなり…
今また普通に戦えているだけで、悪くはないと思える。

問題はここから上下どっちへ向かうか。

どんな監督に診てもらっても、
症状が改善しないチームだけど、
今度こそはと、今回も祈るしかない。

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