昨日行われた、サッカーの
「U-24日本代表 VS U-24スペイン代表」の試合。
4909人に抑えた観衆が見守る中で行われた、
オリンピック前、最後の国際親善試合の終了後、
吉田麻也キャプテンが、ピッチ上でインタビューを受けた。
その中で、話題になったのが
東京五輪が無観客で行われることについて、
「無観客は残念ですね」と語った場面。
地上波で放送されたこの試合、放送時間の都合で、
インタビューが途中で切れてしまったので、
ネットで補完されていた動画をもとに、文字にしておきます。
スポーツ界やサッカー界を俯瞰した目線じゃなく、
アスリートの純粋な気持ちを語ったのが、印象的だった。
<インタビュアー>
本番では無観客ということですが、
日本の皆さんにどんな姿を見せたいですか?
<吉田麻也選手>
無観客は残念ですね。
やっぱり今日もたくさんのお客さんがこうやって見に来てくれて、
やっぱ最後5分10分苦しい時間に、
サポーターの声援というのは本当に力になると思います。
なかなか今、アスリートがそこに関して
コメントを発することが難しい状況にあるので、
どっちにコメントしても難しい状況になるんで、
かなり言いづらいと思いますけど、
やっぱり本心としては僕らはファンの前でプレーしたいですし、
サポーターの力を必要としているので、
菅さんもう1回考えてほしいなと思います。
<インタビュアー>
今、集まった観客の皆さんからも拍手があります。
最後に東京オリンピックに向けての目標、
力強い一言、お願いします。
<吉田麻也選手>
僕たちはルールの中でやるべきことをやって、
勝ち上がっていきたいと思いますし、
テレビの前で応援してくださる皆さんに、
元気をもらってやっぱり勝ち進んでいって、
元気を与えたいなと思います。
子供たちに、そしてこれからスポーツをやるみんなに、
オリンピックという大きなイベントを通して、
いろんなものを与えられるのが
オリンピックであってスポーツだと思うので、
僕らもその一端を担えればと思いますし、
またぜひ応援してください。
よろしくお願いします。