昨日行われた、東京オリンピックからの新種目、
3人制バスケットボールの3×3(スリーエックススリー)の決勝
「ラトビア対ROC(ロシア・オリンピック委員会)」の試合が、
死闘すぎる展開で、釘付けになった。
4人中3人がコートに立ち、試合が行われる10分間、
目まぐるしく選手交代を繰り返す3×3。
ずっとコートに立つのは体力的にきついから、
交代しながら試合を進めるのが大事で、
1人でも欠けると途端に戦いがきつくなるという。
その試合中、人が欠けるアクシデント続出。
ROC選手の靴が破れて、
インソールが飛び出てしまい試合から離脱。
急いで靴をテーピングでグルグル巻きにして復帰。
さらにラトビア選手が、残り5分ほどで足首を負傷し、
試合を続けられないほどの痛がりようで離脱。
しかし痛みで顔をゆがめながら、
足首をテーピングでグルグル巻きにして復帰。
そのラトビア選手は相手をブロックするなど貢献したものの、
残り2分ほどで再び足首を痛めてしまい、
ついに動けなくなって、完全に離脱。
でも離脱してもまだまだ燃えている彼は、
残り時間を3人で戦うチームメイトに、
タイムアウトなど大声で鼓舞していた。
結果、ラトビアが勝って金メダル。
熱すぎる展開だった。
世界の頂点に立つため、全身全霊で戦う姿は、
日本人が出ているかどうか関係なく引き込まれる。
オリンピックの面白さだと思う。