J1第26節、清水はホームで
鹿島と対戦し、0-4で敗れた。
いよいよ夏に加入したメンバーがスタメンに揃い、
どれだけ変化が起こるか期待したけど、
それが逆に連係不足を引き起こし、
さらにミスがミスを呼び、失点を重ねた。
さほど特別なことをしてない鹿島に、
きっちりと決めきられ、清水は大敗した。
戦術が浸透してないシーズン序盤みたい、
という試合だった。
守備では寄せが遅れたり、お互いが譲り合ったりして、
相手に対して甘くなってしまう。
その結果、フリーの状態でシュートを打たれたり、
相手に先にボールを触られたりしてしまう。
というように見えた。
攻撃でも、松岡を中心に縦にボールが入ったり、
サイドを変えて効果的な攻撃を仕掛けたり、
それなりに面白くなりそうな場面はあるんだけど、
その先がつながっていかない。
どこかでミスが出たり、どこかで合わない。
最後まで攻め切ることができず、
逆に中途半端にボールを奪われて逆襲を食らったりも。
シーズンも3分の2が終わったのに、
こんな状態じゃどうにもならないと考えるか、
夏移籍の選手がようやくスタメンに加わり、
連係はこれから成熟していくと考えられるのか、
これまでのチームを見ていると信用できないけど、
新戦力や権田をはじめ厳しい考えを持った選手たちの
存在を考えると信用したくなる。
日曜の名古屋戦で、0-4の反動をどう見せるか。
それによって、希望か絶望か、見えるかもしれない。