J1第30節、清水はホームで
神戸と対戦し、0-2で敗れた。
清水は守備が少しずつ良くなっていて、
試合を重ねるたびに相手のチャンスシーンを
減らせてはいるものの、相手に決めきる選手がいるとやられがち。
今日もシュートが清水の選手に当たって
入るゴールで2失点。
降格圏を抜け出すのは、簡単ではない。
清水の守備は、悪くはない。
神戸のシュートを4本に抑えていた。
清水の選手に当たって2失点という結果を、
ブロックに行ったことでの不運ととらえるか、
寄せ切れていないととらえるか。
これもチームが完成に向かううえでの
通過点ととらえることもできるし、
シーズン残りわずかで、通過点でいいのかというのもある。
攻撃も前よりは悪くない。
松岡を中心に、前へ運べるようにはなっていて、
チャンスシーンもちょっとずつ増えている。
ただ、チャンスになりかけて潰れるシーンも
たくさんあって、それを惜しいととらえることもできるし、
チャンスを潰してばかりととらえることもできる。
ボールを持った選手の周りが、
まだまだ動けていない様子を、
新加入の選手だらけだからしょうがないと思うか、
シーズン残りわずかで、そんな状態でいいのかと思うか。
そんな、もやもやするシーズン終盤戦。
ずっと残留ラインの少し上、
残留争いから抜け出せず、降格圏にも沈まず。
シュートシーンが少なく、攻撃のスピードもない、
今の清水のサッカースタイル。
状況にも、内容にも、もやもや。
ロティーナ監督が思い描く理想のサッカーを、
いつかきっと見れるよねと、遠くを見るしかない。