火曜、サッカー日本代表が、
アジア最終予選でサウジアラビアに2-0で勝利。
1勝2敗からの5連勝を飾り、
3位のオーストラリアと勝ち点差3で
残り2試合を戦う有利な状況になった。
ここのところ日本代表が冴えない試合を続け、
アウェイ戦ではテレビ中継がないという中、
サッカーへの注目を集めるうえで、
重要な意味を持つと感じた、3つのプレーがあった。
前半13分、長友が相手陣内で激しく競り、
必死で食らいつき、日本ボールのスローインにしたプレー。
長友不要論が燃え上がった中での魂のプレーは、
「日本代表の試合で熱くなれる」という思いにさせてくれた。
後半5分、その長友からのクロスをトラップした伊東純也が、
右足を振り抜いて豪快に決めた追加点。
ゴール左隅に突き刺さったスーパーゴールに、
「日本代表の試合を見るとスカッとする」気持ちにさせてくれた。
そして後半37分、自陣でボールを奪ったあと、
数本のパスがダイレクトで繋がって相手を崩し、
クロスに浅野が飛び込んだ、決定的な場面。
ダイレクトで繋がる華麗なパスワークに、
「日本代表の試合が楽しい」と思わせてくれた。
こういう試合が見られれば、日本代表は面白いと思ってもらえる。
逆に淡々と相手に勝つだけじゃ、コアファンが見続けるだけ。
勝利が大事だけど、地味に勝ち続けても、
ワールドカップ以外じゃ盛り上がらない。
今回のレベルがベースになると、いいなと思う。
コンディションや連係の問題もあるから簡単じゃないけど。