Jリーグヤマザキナビスコカップ、
グループリーグ第1節、
清水はホームで仙台に4-0で大勝。
4日前のリーグ戦から
スタメン6人を変えたり、
ポジションを変更したりしつつ、
DFラインを中心に、
レギュラークラスを出場させた試合。
勝つことと、試合経験を積むことの
バランスをとって臨んだ試合で勝利。
2014年のナビスコカップ、
幸先のいいスタートを切った。
ただ試合内容はというと、
どうして4-0で勝てたのか分からないほど、
いいとは言えないものだった。
パス回しでずっとバタバタしてたし、
多くの時間帯で選手同士の距離感が悪かった。
押し込んでいる時間も短かった。
仙台が清水以上にミスをしてたこと、
仙台のディフェンスが緩かったことで、
清水はポコポコと点をとれたけど、
点差ほどの圧倒的な試合じゃなかった。
とにかく仙台は苦しんでるんだろなぁと、
そんなことが見える試合だった。
ただ、勝てたことは大きい。
昨シーズンの3月は、
ナビスコ杯でも勝てずに6戦3分3敗。
チームは底まで沈んだ。
今シーズン、リーグ戦2連敗のあと、
ナビスコ杯とはいえこうして勝てたことは、
チームの雰囲気を良くすると思う。
得点の形がきれいだったし、
点差が開いてからは余裕が出て、
パス交換もいくらか良くなってた。
中盤で相手をいなすシーンが
いつもより多かったのも良かった。
期待の金子もデビューさせられた。
勢いに乗れるほどじゃないけど、
沈まずに済んだこの試合、
とりあえず良かったと思う。