東京拘置所が、東京拘置所内を一般公開して、
お祭り的なことをしてるイベント、
「第3回東京拘置所矯正展」へ行ってきた。
このイベントは、新庁舎が完成した
2012年から年に1度開催。今回はその3回目だった。
何をしているかというと、
拘置所内の模型が展示してあったり、
刑務所の作業製品を展示販売されてたり、
警察犬のイベントがあったりと、
拘置所らしい部分もあれば…
グラウンドで車が売られていたり、
松屋とか銀だことか企業が飲食ブースを出してたり…
洗剤やトイレットペーパーが売られてたり、
乾電池のつかみ取りをやってたり、
無料の綿菓子を配っているような、
バザーや公民館のお祭り的な雰囲気もあったりと…
まあ、なんでもありなイベントだった。
ただ、入口では手荷物検査があって、
特別な場所なんだなということを感じさせられた。
■拘置所レシピのお弁当を食べた
そんな中、食べたのがこれ。
拘置所レシピのお弁当 とんかつ弁当 350円
(完売してるのは「牛のトマト煮弁当」)
刑務所や拘置所のごはんは、
「くさい飯」とか言うけれども、
実際はどうなのか、食べてみたら…
麦7割のごはんが、マズい!!
別に普通の麦ごはんは好きも嫌いもないんだけど、
この麦ごはん、なんかしょっぱかった。
これがいわゆる「くさい飯」なのか、
それとも単に時間が経って、
くさい飯化しちゃったのかは分からない。
とんかつと一緒に食べれば、
別に気にならないんだけど、
ご飯を単体で食べると、
しょっぱくて、食べる気が萎えた。
(しょっぱさが気にならない人もいたけど)
これが意図した味なら、
確かにくさい飯のイメージに近い。
これを毎日食べるのはイヤだ!
ちなみに弁当が売り切れたあとには、
拘置所のカレーが売られてた様子。
あと別のどこかで被収容者給食用の
コッペパンが売られてたりしたみたいだけど、
発見できずに、昼前には帰った。
■施設や展示も見ました
旧庁舎
1929(昭和4)年に、当時の司法省技官が設計し、
工事はすべて、受刑者によって行われたという。
「歴史的な建築物」といわれ、保存も検討されているんだとか。
東京集治監監門(通称:開かずの門)
明治12年に日本初の中央管轄の近代監獄として
作られた東京集治監の監門。
関東大震災で東京集治監が全壊したあとは、
開けるものではなく、記念として残されている。
刑務所の模擬居室「単独室」
落ち着いて手紙を書いたり、学習できる。
ただ面会のとき以外は、職員としか接触できない。
刑務所の模擬居室「共同室」
4~6人での共同生活。
ヒマなときは、将棋や会話ができるらしい。