2014 J1第32節 前進したと考えるのが大切

J1第32節、清水はホームで
名古屋と対戦し、2-2で引き分けた。

勝ち点1を積み上げ、
降格圏の16位・大宮が敗れたから、
大宮とは勝ち点差3、得失点差1を離した状態で、
残り2試合となった。

残留に向けてほんのちょっと
有利になったとはいえ、
一切気の抜けない状態が続いている。

3週間ぶりの公式戦は、
3週間前の川崎戦と似た展開だった。

先制を許したあと追い付いて、
さらに追加点を奪われた後も追い付いた。

結果で違ったのは、
逆転まではできなかったこと。

相手が後半に退場者を出し、
守備意識が高くなったことで、崩しきれなかった。
着実にサッカー内容が上向いてるとはいえ、
まだまだなんだなと思わされた。

清水は崩してかけていた。
でも崩しきれていなかった。
最後のところで精度を欠いていた。
プレー自体の精度も、プレーの選択肢の精度も。

そして守備では、
高いラインを保つ中で、抜け出されて失点したり、
またセットプレーで失点していた。
相手のミスでしのいだけど、
あわや失点の場面は結構あった。

そうした、未成熟な部分は、
最終節まで続くと思う。

でも、もう仕方ない。

不安でラインを高く保てなかったり、
ロングボールが増えたりしたら、
自ら降格へ歩んでいくことになるはずで、
今の戦い方を続けて、
90分間、高い集中力を保つことが大事だと思う。

このあと中3日で天皇杯準決勝があって、
次のリーグ戦は、さらに中2日後の土曜。

次のリーグ戦の相手・柏は、
天皇杯で勝ち残ってないから、
中1週間と万全のコンディションになる。

しかも天皇杯は味スタで、
柏戦は相手のホームと移動が続く。

今日の試合に引き分けたことで、
柏戦では最低限、引き分け以上、
できれば勝利することが重要になったことで、
柏戦にいいコンディションで臨むため、
天皇杯はある程度、スタメンを入れ替える必要が出てきた。

中途半端に3~4人入れ替えるなら、
大幅に入れ替えて、割り切ってほしい。

その方が体力的にも、精神的にも、
両方の試合を、スッキリ戦えると思う。

なんならサブ組にごっそりと入れ替えた方が、
連係的にも、精神的にもいいかもしれない。

準決勝にJ2のクラブが2つも上がってるわけで、
戦力以上に、精神力やモチベーションが、
天皇杯では重要になってるわけで。

両方の試合に全力でプレーできるよう、
やりくりしてほしいと思う。

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