2015 J1 1stステージ最下位決定後の横断幕

昨日のJ1 1stステージ最終節、
最下位が決まった試合後に
清水ゴール裏から掲げられた横断幕がこれ。

「ここまで12番目の選手も力不足でした」
「後半戦はもっと力に!やってやろうぜ!」

なぜ最下位に怒るメッセージじゃないんだ、
甘すぎるんじゃないか、そう考える人もいると思うけど、
僕はこれで、良かったんじゃないかと思う。

「12番目の選手も力不足」っていう表現が、
嫌味っぽく見えたりはするけれど、
そういう細かい文言は正直どうでもよくて、
最下位だけど支えるよっていう意思表示が、
今の清水には大事だと思う。

あくまで2ndステージへ向けてっていう、
今の状況を考えたとき、
今回は激励のメッセージの方が伝わる気がする。

ただ、それぞれのクラブに適したやり方があるはずで、
大人しく、未熟な若手が多い清水で、
叱ることがプラスになるかっていうと、
僕はそうでもないように思う。

しかもタイミング的に、1stステージ終盤、
やっと勝てそうな戦い方を見せ始めた時期。
それでも結果が出ない選手たちに、
もし声をかけるならどんなことを言うか想像すると、
僕は「苦しいけどがんばろう!」みたいになると思う。

東京に住んでると、スタジアムへ観に行った試合は、
だいたい負けてるから、
耐え忍ぶメンタルがついちゃったのかもしれないけど…

全然良かったんじゃないかと思った、
試合後の横断幕だった。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です