J1 2ndステージ第10節、
清水はアウェイで鳥栖と対戦し、0-0で引き分けた。
前半と後半で違うサッカーが展開され、
前半はただただ守り、後半は攻撃するも決まらず、
勝ち点3が欲しい清水にとって、痛いスコアレスドロー。
また勝ち点を1しか積み上げられなかった。
残留争いのライバルたちも、
追いつかれてのドローが多かったりして、
勝ち点差はほぼ変わらなかったラッキーはありつつ、
勝ち点差を詰められないまま、
試合数は減り続ける、厳しい展開になっている。
とにかく、細かいミスが多すぎる。
パスがズレてボールがスムーズに運ばれず、
シュートがズレて枠を外れたり、キーパー正面に飛び、
パスとシュートの選択肢を間違えてチャンスをフイにし、
クロスの精度が悪くて、ゴール前でノーチャンスになる。
大きなミスは明らかに減って、
チーム全体で献身的に守備ができてきて、
失点も減ってるんだけど、
細かいミスが多いから、攻撃に迫力が出ない。
チャンスがいつの間にかしぼんでる。
決定機を決められないわけだから、
改善するには、決定的な場面をもっと増やすか、
決めきるかのどっちかが必要。
中盤で決定的なパスを出せる選手や、
攻撃で決定的な仕事のできる選手が、
スタメンから必要なんじゃないかと思った。
ウタカの動きがすごく良くなってきて、
あと一歩のところまではきている。
そのあと一歩を進めるメンタルなのか、
ピースなのかが、あとは必要だと思う。
手遅れにならないためには、
これからの2試合が最後の締め切りになる。
ここからの相手は、年間2位・浦和、
年間1位・広島と、かなり厳しい。
残り7試合で、残留圏内との勝ち点差は5。
ここまで残留争いのライバルチームも、
みんな仲良く足踏みしてるから救われてるけど、
この2試合で勝ち点を積み上げられないと、
いよいよどうにもならない状態になる。
ホーム2連戦の浦和・広島を相手に、
どこまでプレーの質を高められるか。
堅い守備を持続した中で、どれだけ攻撃の破壊力を増せるか。
相手関係なく、勝つしかない。