2015 J1 2nd第12節 絶体絶命

J1 2ndステージ第12節、
清水はホームで広島と対戦し、1-5で敗れた。

前節の対戦相手・浦和と
ルーツを同じくした戦術の相手に、
またカウンターで次々と失点。

最下位に沈み、残り5試合、
残留圏の15位・新潟との勝ち点差は8。

残留するため現実的に必要な勝ち点は、
残り5連勝で勝ち点15という
非現実的な目標を設定せざるを得ない、
厳しすぎる状況になった。

優勝争いをしてるチームに、
残留争いをしてるチームが挑んだわけで、
妥当な結果なのかもしれない。

チームの力と状態の差が、まんま現れた形。

清水はあまりにも全体のミスが多く、
ひとつひとつのプレー精度が低く、
攻撃での単純なボールロストも多い。

勝ち点3をとるために
攻撃の意識が強かったからやられたのもあるけど、
単純に、今のチーム力の差が結果に表れた。

もう何度手数をかけて攻めた結果、
相手ゴール前まで運んだり、セットプレーを得て、
決定的な場面を作った直後にもかかわらず、
1本のロングボールでゴールされてしまう。
別にリスクを冒して攻めてる場面でもないのに、
なぜかディフェンスに人がいない。

これで勝てるはずがない。
リズムが生まれるわけがない。

デュークに代わって河井が入り、
攻撃にリズムが生まれつつあったけれど、
シュートの精度が、どうにも上がらない。

真正面かゴールの外へ飛んでしまう。
精神面が、あまり良くないんだと思う。

それでも、あとは5連勝しかない。

まだまだ諦めてないし、諦めたくない。
ただ清水がここから、
中~下位との対戦が続くのと同じように、
新潟も中~下位との対戦が続く。

奇跡は、運がないと起きない。

たとえ5連勝したって、新潟に3勝されたら終わるし、
2勝1分で得失点差勝負もかなりきつい。
新潟の結果に左右される。

でも、奇跡が起きる条件は勝つこと。
勝ち続けるしかない。

チーム状態も、置かれた状況も最悪の中、
それでも奇跡が起きるんじゃないかと、
生きてるうちは、希望を持ってしまう。

でも、それでいいんじゃないかと。
楽観とは違う、ただただ信じたい気持ち。

祈りながら見るしかない。

正直、東京近くでスタジアムへ行けそうな
J2のクラブがどれだけあるか、確認はしたけれど。

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