J1第10節、清水はアウェイで
ガンバ大阪と対戦し、0-0で引き分けた。
両チームとも、パスのズレなどミスが多かった試合は、
お互いに相手ディフェンスライン近くのミスから
決定的な場面を迎えたものの、
清水はシュートの精度が低く、ガンバはゴールポストに嫌われた。
これで清水は、開幕から10試合で2勝4分4敗の勝ち点10。
ロティーナ監督は、これまでのクラブでも、
シーズン序盤になかなか結果が出なかったのを考えると、
結果も内容も、前を向けるものだと思う。
清水は神戸戦に続いて、ビルドアップが改善傾向で、
ボールを意図的に動かせていた試合。
攻撃陣の決定力があれば、結果が伴っていたはずで、
シュートシーンは作れていた。
前節できっかけをつかめたのか、
神戸もガンバもやりやすい相手だったのか、
素人の僕には判断できないけれど、
ずっとうまくいかなかったボール運びが、
ここ2試合、だいぶできていたのは事実。
清水が中1週間、ガンバが中3日なのを考えると、
清水が先にボールを触れるのは、
体力的に考えて当然なのかもしれないけれど、
それでも繋げなかったのが、2節前までの試合。
攻守とも内容は決して悪くなくて、
だからこそ勝ち点を拾えているのだと思う。
シーズン序盤から、守備ができている中で、
攻撃を受け続けないことで、
失点を抑えられているのではないかと思う。
とはいえ、サンプルはまだ神戸戦とガンバ戦。
前から完成度の高いプレスをしてくる相手には、
どこまでできるのか未知数の部分はある。
それでも選手たちは、戦い方を変化させ、
ビルドアップできるようになってきたことに、
手ごたえを感じている。
改善の理由は、自チームにあるのか、
相手チームにあるのか。
次節、湘南のハイプレスをかいくぐれれば、
大きな自信を持てるかもしれない。