J1第20節、清水はアウェイで
横浜FCと対戦し、1-1で引き分けた。
最下位の横浜FCは4連敗中。
ところが前半は攻守で上回られ、
スローインから簡単に失点。
後半は攻勢に出たものの決定機を外して、
まったく冴えないドロー。
勝っておかなければならない相手に、
ホーム戦と合わせて2引き分けという、
ある意味、勝ち点を失う結果になってしまった。
「個」と「決定力」がないと得点できない。
リスタートで集中しないと失点してしまう。
課題がどうにも解決されない。
出場する選手によってチャンスの数が大きく変わり、
相手の決定力によって失点数が変わるという、
不安定さが解消されていない。
細かいところでいえば、
パスが近い選手の足元ばかりにいくから、
相手が対応しやすいボール運びになっているし、
ディフェンスラインでボールを回すときは、
パスがマイナス方向に数十センチずれることが多々あって、
その分、攻撃へ移るのが遅れてしまうから、
せっかくサイドを変えても相手に対応されるし、
結局ゴールキーパーまで戻すしかなくなる。
そのディフェンスラインがボールを奪ったり、
相手より余裕を持ってボールに追いついても、
ゴールラインやサイドラインに蹴り出して、
相手ボールからの再開になってしまうのをよく見る。
つまり全体的に、
すべて安全にプレーしようとしているのか、
不安から安全なプレーを選択してしまうのか、
多くの場面で「逃げの選択」を感じてしまう。
これは今シーズンだけの問題じゃないから、
簡単な問題じゃないんだけども。
ホント、簡単じゃないけど、
継続するしかないんだろうとは思う。
自信を失って、どうにもならなくならない限りは。