J2第8節、清水はホームで
讃岐と対戦し、2-2で引き分けた。
豪雨の中、試合開始すぐに失点すると、
全体的に低調なパフォーマンスで、
守り切れず、攻めきれずという展開。
ホームゲームで、
昨年9月のJ1広島戦以来のゴールという、
なんと約7か月ぶり、7試合ぶり、
588分ぶりの歓喜はあったけども、
10か月以上ぶりの勝利はできなかった。
というか、そんなにもホームで得点してないとか!
J2の緩さに悪い意味で慣れたのか、
このくらいでいいだろうという、
寄せの甘さがあったようにも見えた。
今シーズンはせっかく守備が良くなってきて、
チームとして成長が見えていただけに、
今日の甘さは残念だった。
で、前線がデュークに代わって
テセになったことで、
全体での守備がうまくいかなかったのもあると思う。
昨シーズンのウタカが機能しなかったように、
運動量が乏しいテセは、チームのパフォーマンスを下げる。
テセを使うことでコンディションを上げる狙いがあったと思う。
それでも勝てると踏んだんだと思う。
ただ、甘くはなかった。
そして、相変わらず全体的にぎこちない。
清水には、なめらかさがない。
いいクラブは選手が動きながら
パスがつながってくものだけど、
清水は止まったままパスを受けて、
動いて、考えて、パスを出して…となるから
攻撃に迫力がないし、気持ち良さがない。
しかもそのパスがズレるから、
チャンスがつぶれることも多い。
自陣でのボール回しでもそう。
攻撃に移るのがわずかに遅れる。
下手なバンド演奏を聴いてるみたいで、
フラストレーションが溜まる。
今シーズンの序盤は、
それはしばらくの我慢だと思ってたけど、
そろそろ改善されないとヤバい。
守備は締めればまたうまくいくとは思う。
とにかく連係の問題が、なかなか解決しない。