世界のメディアが取り上げてると、
日本で報じられてる、
「W杯初戦後の日本サポーターが、
スタジアムのゴミを拾って帰った」話。
素晴らしいマナーということで、
負けたにもかかわらず、
こういう行動をとったことも、
称賛されてるけれども。
それが日本でのサッカー観戦では、
ごくごく当たり前の光景で。
自分が使う教室は、
自分たちで掃除する。
そんなイメージ。
自分たちのスタジアムは、
自分たちで掃除する。
もちろんゴミを放置して帰るなんて、
もってのほか。
サポーターやファンは、
そのクラブ(チーム)のお客さんじゃなくて、
そのクラブの一員なわけで。
ゴミを放置したまま帰っても、
スタジアムのバイトかボランティアが
片付けてくれる。
でもお客さんじゃなくて
クラブの一員だから、ゴミを拾う。
居酒屋では食器の片づけをしなくても、
家では食器を片づけるように。
ただ残念なのは、
ゴミを拾う人がいるってことは、
ゴミを放置して帰る人が、
どのくらいかいるってことで。
代表戦になると特に、
ゴミを放置して帰る人は多い。
こうやって取り上げられることで、
人知れずゴミ拾いをする人たちの
励みになるのと同時に、
ゴミをゴミ箱に捨てるっていう、
当たり前のことをする人が、
少しでも増えるきっかけになってほしいと思う。
勝っても負けても渋谷駅前で騒ぐ人が、
一向に減らないわけだから、
ゴミを放置する人も、
そう簡単にいなくならないだろうけど。