2014 J1第20節 まだまだ発展途上

J1第20節、清水はアウェイで
仙台と対戦し、2-3で敗れた。

前節のおもしろいようにつながる、
生まれ変わったかのようなサッカーから一転、
あまりチャンスを作れないまま敗戦。

仙台には2003年シーズン以来、
11年ぶりに敗れた。

「つなぐサッカー」を始めてから、
まだまだ成熟してない段階で、
相手に前線からプレッシャーをかけられたから、
つなぐことができなくなって、
ミスも出ちゃって、っていう悪循環に陥ってたように見えた。

速いプレッシャーを受けてるけど、
選手間の距離が遠くて預けどころを探すから、
プレーの判断が遅れて繋がらない。

やりたいサッカーをやるには、
まだ時間がかかりそう。

もともと大榎監督も、
自分がやりたいサッカーをやるには、
時間がかかるようなことを言ってた中で、
今は、予定してた以上に大榎監督のサッカーの色を
早めに濃く出し始めてるような状態。
そりゃ簡単にはうまくいかない。

ただ、それをよしとしてたら、
負け続けて降格しちゃうわけで、
悠長なことも言ってられないわけだけど。

0-2から2点をとっての同点も、
フリーキックとPKで崩せてはいないわけで、
攻守両面で、プレッシャーをかけられたとき、
選択肢があって冷静なボール回しができるかが、
ここからのカギになりそう。

それでも、こういう内容の悪い試合で、
最低でも勝ち点1を取れてたらなぁと。

とはいえ、少なくともFC東京戦みたいに、
先制されてから前半で0-3にされ、
結局0-4で敗れた試合にはならなくて、
0-2から踏ん張れて追いつけたってだけでも、
ポジティブなことだったと思う。

フリーキックやPKで、
良く分からないうちに追いつけただけでも、
「追いつけるんだ」っていう気持ちが
ちょっと芽生えるだけで、落ち着きが変わるはず。

FC東京の武藤にも、仙台の武藤にも、
2点取られちゃったし、
相手のレベルの差があるけれど、
こういうポジティブな経験が、
チームの完成度を上げるスピードを、
ちょっとでも速めてくれたらなと。

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