2014 J1第10節 敗れて深めた自信

J1第10節、清水はアウェイで
首位・鹿島と対戦し、1-2で敗れた。

これでリーグ戦の連勝
&連続無失点試合は4でストップ。

そして4月を全勝では終えられなかった。

そんな残念な結果だったけど、
今の清水が上位とも戦えることを
感じさせてくれるような、
むしろ手ごたえを感じる試合だった。
首位相手に互角に近い戦いができていた。

もちろん、決して負けていいわけじゃない。
ただ、見ててワクワクした。

選手たちは負けたことで、
「やっぱ勝てないのか」じゃなく、
「充分勝てた」と思ったんじゃないかと。

自信を失う敗戦じゃなく、
自信を深める敗戦だったように思う。

人の動きも、パス回しもスムーズで、
やりたいサッカーができてきてるから、
連戦でも運動量があまり落ちず、
最後までハードワークできてる。

相手より出足が良かったのは、
前より気合が入ってるとかいうことじゃなくて、
連動した動きができるようになって、
頭も動きも整理されてきてるんだと思う。

左サイドの吉田の上下動が、
長友を彷彿とさせる運動量とパワフルさで、
攻撃の大きな武器になってきてるのもうれしい。

やっとチームが完成してきた、
そう感じられる試合だった。

ただ、鹿島と大きな差があったのは、
ミドルシュートの精度。

たぶん清水はここまでの試合、
特に前の試合でシュートが少なかったから、
積極的にミドルを打ってたんだと思う。

いい傾向ではあるんだけど、
まだ自然と打ててないから、
シュートを打つときに
焦りが生まれてるようにも見える。

あとはそういう部分でも、
自信や落ち着きが生まれると、
武器がまた増えると思うし、
サイド攻撃が生きていくと思う。

そして次はホーム・鳥栖戦。

連戦で体力的にはきついと思うから、
思うようにいかない試合になるかもしれない。

ただ選手同士の理解が進みつつある中で、
中3日だったらば、充分に動けると思う。

長いリーグ戦、負けることもある中で、
今日みたいないい内容の試合を続けることが、
観客動員アップにもつながるはず。

そんな内容の試合を期待しつつ、
やってくれると信じつつ、
さすがに連敗はまずいから、どうにか勝利をと思う。

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