2016 J2 第7節 成長と停滞

J2第7節、清水はホームで
セレッソ大阪と対戦し、0-2で敗れた。

J1並みの戦力を誇るセレッソに、
前半は試合を優位に進めていたものの、
後半にスキを突かれて2失点。

またもホームでのシーズン初勝利はお預けとなり、
首位・セレッソとの勝ち点差も8に開いた。

昇格争いのライバルであり、
優勝争いのライバルに、ホームで負けた。
勝ち点差が大きく広がる痛い敗戦だった。

そしてJ1クラスのセレッソが相手だったからこそ、
ここまでの対戦では分からなかった、
清水が昨シーズンから成長した部分と、
まだ足りない部分の両方が、明確に見えた。

昨シーズンから成長した部分として、
2失点したとはいえ、守備は明らかに良くなった。
チーム全体が連動して、相手を自由にさせない。

中盤で相手にスペースを与えず、
全体がどう動くのか整理されてるから、
ボールをカットすることが多い。

セレッソが中盤でそこまで
厳しくこなかったのはあるけど、
パスコースを消す、寄せる、カットする。
そんな清水の選手の守備が早かった。

この戦い方を続ければ、大きく崩れることはないと思う。

ディフェンスラインからのビルドアップも、
かなり落ち着いていて、
全員が自信を持ってプレーしている感じがした。

昨シーズンはあたふたして、
ボールを持つとパニック状態にも見えたのが、
今日の試合を見ると、明らかに落ち着きが出てきた。

パスコースが増えたのか、
自信がついて、周りが見えるようになったのか、
理由はいろいろあるんだろうなと。

ただ、まだ足りない部分は攻撃。
相変わらず、崩すシーンがほとんど見られない。

この試合、中盤までは運べるのに、
そこからうまくいかなかったことで、
何かを変えないとダメなんだなと思った。

そもそも清水のチーム編成的な欠陥が、
うまくいってない原因だと思う。
今シーズンだけじゃなくて、ここ数年だけど。

今日の試合でいえば、
攻撃の4人のうち、大前、河井、村田の併用は難しい。

みんなうまいし、特徴がある。
でも、3人とも身長は160センチ台。
圧倒的に、身長が足りてない。
河井と村田はさらに、当たりの強さも足りない。

どっちのサイドから攻撃しても、
中央に高さ・強さがないから迫力がない。

それは河井や村田の代わりに
石毛が入っても、澤田が入っても、
もちろん金子が入っても抱える問題。
クラブとして身長の低い選手を取りすぎてきたのが、
ここ2年の低迷の原因のひとつなわけで。

河井も村田もいい選手だけど、
これじゃうまくいかない試合が多いと思う。
攻撃のパターンが、大きく狭まる。
だから崩せていないという面があると思う。

今のスタメンで勝てる試合もあると思うけど、
点を決められず勝ち点を落とす試合は、
多いかもしれない。
まさに今日のように前半優位に進めても
点を決められないパターン。

白崎みたいなフィジカルの強い選手が
2列目に1人入ってくるだけで、
違う気がするんだけど…。

J2だと相手によっては、
問題点をごまかしていても勝てたりする。

でもセレッソのような相手は、
ごまかしてたら勝てない。

守備は立ち直ってきた。

攻撃を良くするカギは、
相手を崩すカギは、メンバー編成にある気がしている。

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