リオ五輪、歓喜の木曜日。
先週木曜日の朝は、
柔道・ベイカー茉秋、田知本、
体操・内村の逆転金メダル、
そして今日の木曜日の朝は、
レスリングの女子3人、
登坂、伊調、土性の大逆転金メダル。
その瞬間を、仕事先の、
リオを伝えるための現場で迎えた。
試合終了の数分後には
ニュースの映像として出すため、
現場はその試合を見守ったわけだけど、
2週連続で、編集ブースが並ぶ部屋には、
大きな歓声と拍手があがった。
さながらパブリックビューイング。
この興奮は、忘れられない。
というかこんな奇跡が次々と訪れるなんて、
そうそうあるもんじゃない。
ということはつまり、
内村も、レスリング3人も、
奇跡じゃなかったんだなと思う。
伝えるときには、
視聴者の心に訴えたいがために、
安易に「奇跡」と使っちゃうけれど、
実際は起こるべくして起こった、
奇跡という見え方をした、実力の勝利。
連続して起こった偶然に、
選手たちの力を、実感した。