2017 J1 第15節 偶然のドロー

J1第15節、清水はアウェイで
セレッソ大阪と対戦し、1-1で引き分けた。

昨シーズン、同じJ2で戦い、
清水の方が上の順位だったものの、
戦力が充実しているセレッソは前節時点で2位。

そんな相手に早々と先制点を奪ったあとは、
攻撃されまくりで、防戦一方。
ボロボロになりながらも生き延びて、
やっと明かりが見えた
アディショナルタイムにPKで同点に。

これでリーグ戦9戦勝ちなしになった。

偶然引き分けた試合だった。

後半アディショナルタイムのPKで
偶然引き分けに持ち込まれたんじゃなく、
点を取られずにアディショナルタイムまで
持ち込んだことが偶然。

またも上位相手に、
アウェイから勝ち点を持ち帰ったのは、
十分すぎる結果ではあるんだけど、
内容的にちょっとまずかった。

これでシーズンは戦えない。

別にパスサッカーをやってほしいとか、
自分たちのサッカーを貫いてほしいわけじゃない。

むしろ今は守るべきだと思ってるし、
カウンターで勝負すべきだと思う。

ただ、あまりにも苦しすぎる。
ボールを奪ったあと、どうやって
攻撃へ展開するかという意図がない。

耐えるだけで、相手が外してくれたら善戦、
きっちり決めてきたら敗れる試合になる。
勝ちが引き分けに、引き分けが負けになるのは、
必然なんじゃないかと思う。

「ハッキリしたプレー」は大事だけど、
余裕があってもただ蹴るだけでは、
攻撃を浴び続けてしまう。

選手同士のフォローが足りないのか、
連係に問題があるのか、
動き出しが足りないのかは分からない。

ボールを持ったときにどう動くか、
チームでしっかりと構築しないとやばい。

そんな酷い試合ではあったけど、
センターバックのカヌが、
計算できるパフォーマンスだったのは好材料。

カヌにしてもつなぎに難はあるけれど、
高さのある相手に勝てていたのは大きい。

次節の相手・甲府は前線に
カヌと同じブラジル人2トップがいて、
その次の札幌はトップに都倉という
高さが絶対的武器のFWがいる。

ブラジル人でヘディングの強い
カヌを使えることは、
安定しないセンターバックの中で、
かなりのプラス材料だと思う。

犬飼が離脱して相当厳しいと思ったけど、
どうにかそこは、埋められるかもしれない。

っていうか、外国人選手は、
それが普通のはずだったんだけども。

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