2017 天皇杯4回戦 順当な敗退

天皇杯4回戦、
清水は等々力でJ1川崎と対戦、
1-4で敗れ、4回戦で敗退した。

お互い大幅にメンバーを入れ替えて臨んだ試合は、
清水が土曜と同じように3点差で敗れた。

前半はある程度いい戦いをしていた。

メンバーを入れ替えた川崎の
土曜よりはクオリティが落ちるパス回しに、
前線からの積極的なプレスでショートカウンターを狙う。

狙い通り進んでいた試合は、
簡単な失点と、村松のケガによる途中交代で、
プランが崩れてしまった形。

戦術は正しかったけれど、
運の悪さと綻びから、失点を重ねてしまった。

川崎が良かった試合じゃなくて、
単に清水のディフェンスが酷かっただけ。

センターバックのカヌとフレイレは、
相手を簡単にフリーにさせて、
簡単に決められてしまった。

他の選手は連係面でうまくいかず、
フォローすることもできていなかった。

とにかく問題は連係。

常にケガ人がたくさんいて、
中でも中心選手がケガで離脱。
夏の補強で獲った増田も、
コンディションを上げてフィットさせるために
使った1試合に出たあとケガ。

格となる選手が出られず、
ディフェンスの選手がコロコロ変われば、
当然、失点は増えるし得点は生まれにくい。

得点が生まれにくいから、
失点したあと流れを戻すことができず、
失点が生まれやすいから、
攻撃で後ろを気にしてしまう。

天皇杯はその最たる例。

で、大事なのは、降格圏がまだまだ近い、
リーグ戦の残り8試合。

白崎がようやく戻ってきて、
チアゴが完調じゃないものの違いを見せ、
テセも復帰間近の状態になっている。
犬飼もやっとあと少し。

ついに核となる選手が戻ってきて、
昨シーズンの連係も復活してくれるはず。
チアゴも復帰戦は独りよがりだったけれど、
土曜の試合は周りを使えていた。

常にケガ人が出続けているクラブで、
もうケガが出ない保証はないとはいえ…
とりあえずサッカーにはなると思う。

あとは決め切れるか、耐え切れるか。

次の広島戦に勝てば、とてつもなくでかい。

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