2018 J1 第19節 J1で4年ぶりの3連勝

J1第19節、清水はホームで
鳥栖と戦い、1-0で勝利した。

清水は、日曜に開催されるはずだった
横浜FM戦が台風で延期となって、
十分な休養明けで戦い、全体的に動きは上々。

一方の鳥栖は、戦力が充実してきたとはいえ、
17位に沈んでいるからかどうもうまくいかず、
全体的に清水が試合をコントロール。

ドゥグラスの突破から得たPKで得点した清水が、
J1でなんと4年ぶりの3連勝を飾った。

清水の守備は終始安定していた。

全体の距離感の良さは今日も変わらずで、
ボールを奪えばいい形で攻撃に移ることができ、
ボールを奪われても相手を自由にさせず。

しかも清水は中盤の運動量が豊富だから、
ディフェンスラインに近づいてボールを受けたり、
相手の攻撃の芽を摘んだりと、
チーム全体の守備力を高めていた。

ここ3試合で1失点なのは、
この中盤の守備があるからだと思う。

とはいえ。

この3連勝は、動きの重いセレッソと、
不調の16位ガンバ、17位鳥栖が相手だった。

相手に速く寄せられると
かなりテンパってしまう清水にとっては、
なかなか寄せてこない相手だったことで、
中盤で自由にプレーができ、いいプレーを出せていた。

あと下位に沈んでいると、自信のなさた焦りから
プレーの精度が落ち、シュートも決まらないなど、
悪循環が起こりがちで、そういうのに助けられたのもある。

この先、素早く寄せてくる相手だったり、
例えば河井に強く体を当ててくるなど狙われたとき、
さらにフレイレの裏へと抜け出す動きをされたとき、
どこまで決定的な場面を作らせず戦えるか。

清水が相手に寄せたときに、
個の力でいなされてしまっても、
距離感を保って戦うことができるか。

真価が問われるのはここからで、
上がるも下がるも、ここからが重要になる。

今シーズン開幕したころも、
今と同じように調子は良かったわけで、
同じように失速せずに、上がっていければと。

寄せられても、いなされても、
自信を持った強気のプレーで戦えれば、
じわじわと上が見えてくると思う。

成長している選手が多い中、必要なのは自信。

精神的にも伸びている若手も多いから、
今度こそ、上がっていけるんじゃないかと。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です