「どこかで感染症が猛威をふるったときには、
データが鍵になるはずだ。
だからデータそのものの信頼性と、
データを計測し発表する人たちの信頼性を守ることが、
とても大切になる。
わたしたちはデータを使って真実を語らなければならない。
たとえ善意からだとしても、拙速に行動を呼びかけてはいけない」
(書籍「FACTFULNESS」より)
新型コロナウイルス感染者が、
東京で連日200人を超えている。
そのニュースを扱う番組ではこぞって、
感染症の専門家に、こんな質問をしている。
「この数字(人数)を、どう捉えればいいんでしょう?」
そもそもデータが難しいうえに、
発表する国や都の信頼性が低いから、
ホントはどういうことなのか、専門家に意見を聞きたくなる。
経済を回すしかなくて、
個人の対策に頼らざるを得ない以上、
都合の悪い話もすべて、トップがさらけ出していかないと、
今の時代は特に、新型コロナと共存できないと思う。