J1第7節、清水はホームで
徳島と対戦し、0-3で敗れた。
リーグ戦の前節から2週間という、
今シーズン初めて準備期間が長かった試合は、
準備したことができずに多くの時間が徳島ペース。
いつも通りボールを握られ、
いつもより少し守備に緩さがあって、
いつもより少し不運があって、3失点。
まだまだチームは上向いていない。
2週間の準備で、つなぎや攻撃の部分の改善が
どれだけ進んだかが気になっていたけれど、
正直、大きな変化は見られなかった。
待ち構えれば相手にボールを持たれ、
ハイプレスをすればかいくぐられて侵入される。
相手の前線からのプレスを受けると、
前に運ぶこともできていない。
縦へのロングボールも、囲まれて奪われる。
これまでとさほど変わらない、
つなぎの解決策は見いだせていない印象。
左右のカルリーニョスと中山を
90分間使えないという状況だったようで、
個での突破が難しくなると、今の清水はきつい。
そんな感じでうまくいかないからか、
全体的に不安げにプレーしていた印象も。
前からハメられたときにどう回すのか、
まだ整理できていないし、つなげる自信もなさげ。
ボールをスペースじゃなく人に出す、
待って受けて、トラップしてまた出す。
そのどこかで相手に狙われ、奪われる。
まだまだ土台は築けてないんだなと。
…などと悠長なことを思ってられるのは、
実績のあるロティーナ監督だからというのと、
何人もの監督で土台を築けていない
”土台ドランカー”になっちゃってるからだけど。
うまくいかない。けど待つしかない。
勝ち点を拾えるサッカーだけど、
個と運任せの時期は、なるべく短くしたい。