J1第28節、清水はアウェイで
鳥栖と対戦し、1-2で敗れた。
左サイドで来シーズン加入の山原が先発し、
昨シーズンとほぼ別チームになった清水は、
さすがに補強効果で少しは形を作れていた。
ただ、数字上は互角の戦いではあったものの、
しっかりと訓練された鳥栖に敗北。
まとまっていて前から寄せてくるチームに弱い、
そんな清水らしい試合だった。
清水はディフェンスラインでしっかりしたプレスを受けると、
いつも以上にうまくいかなくなる。
例えばセンターバックのヴァウドがボールを持ったとき、
相手が早く寄せてくる(ヴァウドにボールを持たせる)と、
ロングボールか、サイドの原へ渡すだけになり、
予測した相手に、ボールを奪われてしまう。
本来なら中盤に預けるとか、
ダイレクトで早く展開するとかできればいいけど、
トラップして持って時間がかかってしまう。
というあくまで例だけど、
あらゆる選手がもっと早く展開できればと。
もちろんボールを運ぶことも大事だけど、
パスのときには、各駅停車にならないよう。
速攻という意味じゃなくて、
相手が寄せてくる時間を作らせないような、
ダイレクトのプレー、判断が早いプレー。
松岡・ホナウドの加入で、中盤で持てたり、
大きな展開ができるようになってきているだけに、
後ろでもスピーディーな展開ができればと。
ピッチにいるうちの半分、夏加入の選手たちは、
戦術の浸透と連係面をキャンプなしでやってるわけだから、
簡単なことじゃないんだけども。
だから残留のためには、
ここから力技でも勝っていかなきゃならなさそう。
あとは前から寄せてこない相手や、
チームとしてまとまりのない相手から、
勝ち点をしっかりと奪えるよう。