2021 J1 第35節 前を向くという変化

J1第35節、清水はホームで
札幌と対戦し、2-2で引き分けた。

平岡新(再)監督体制の初戦は、
前の試合から中2日ということもあって、
基本的にロティーナ前監督の戦い方を踏襲。

全体的には、相変わらず低調な試合で、
自分たちのボールにできず、ボールロストが多かったものの、
縦に早い攻撃、守備から攻撃へ移るスピードの速さが、
特に終盤に見られて変化もありつつ。

その結果なのか、前節の自信を失っているかのような
ふるまいからは脱し、積極性も垣間見えた。

勝ち点1という最低限の結果で、
残留争いのキワのところで踏みとどまっている。

変化を感じた場面が2つあった。

それは前半、自陣でボールを奪ったあと、
松岡から前線に飛び出した藤本へ縦に入れて、
決定的な場面が生まれたシーン。

それと後半、2対2に追いついてから、
怒涛の攻撃が生まれたシーン。

そこにあったのは、攻めようとする積極性。
縦へ早くいく、早く攻めるという考えからくる、
前向きな頭が、自信と似たプラスの作用をもたらしたと思う。

前節まで感じられたような、
ボールを失わないようにとか、セーフティーにいこうとか、
そういう考え方は、間違ってはいないんだろうけど、
消極的な選手にとっては、メンタルがネガティブになり、
細かなミスや、判断力の遅さを招いてしまいがち。

これは去年にも起こったことだけど…
それが監督の交代で少し変化があったのは、
大きなプラスだったように思う。

とはいえ、中2日の試合で監督交代という、
準備がかなり難しい中での試合だったから、
多くの時間はうまくいっていなかった。

それを2週間後の次節では
どこまで修正して、勝ち点を積み上げられるか。

今シーズンの積極的な補強で、
去年より選手の個の力は上がっているわけで、
今日の松岡が見せたように、
個とこれまでの連係に、ちょっとした意識の変化で、
サッカーが良くなる可能性はある。

前監督のレシピを存分に使って、
調味料をうまく足して、残り3試合を仕上げてほしいなと思う。

笑顔で店を出られればと。

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