J2は魔境。
降格圏からの脱出を目指す2チーム、
愛媛VS相模原の試合終盤を見ていたら、
展開がカオスだった。
愛媛の1-0で迎えた89分、
相模原のロングスローが愛媛GKの手をかすめて同点に。
触らなければノーゴールだけど、触ったからゴール。
そして終了間際の1分間が、ますますカオスに。
相模原はロングカウンターから前線へスルーパス、
左に抜け出した選手のグラウンダーのクロスに、
ゴール右からスライディングシュート。
これはキーパーにはじかれるものの、
ゴール前に詰めていた選手がどフリーでシュート。
しかしこれは外れてしまう。
愛媛はその直後、左サイドを攻め上がり、
ドリブルで中央へ侵入しようとした瞬間、
足をひっかけられてファールに見えたものの、ノーファール。
自ら引っかかりにいったように映ったんだと思う。
さらにそこから相模原が反撃。
ハーフウェイラインからのスルーパスで前線の選手が
右サイドへ抜け出し、飛び出してきたGKをかわして、
角度のないところから無人のゴールへ転がした。
これが決まって、相模原が2-1で逆転。
そのまま試合は終わり、相模原が残留圏内に抜け出した。
そもそもこの試合を見ていたのは、
清水からレンタル移籍している成岡のプレーを見るため。
相模原の2本のスルーパスは、どちらも成岡からで、
やっぱいい選手なんだなと思ったりもしたけれど。
それよりも、このカオスな展開に、
J2には落ちたくない!という恐怖が上回った。
おもしろいけど、身を置きたくない。
足を突っ込んだらハマってしまいそう。
J1残留は絶対だと思った。