J1第24節、清水はホームで
浦和と対戦し、1-2で敗れた。
前半にコーナーから先制したものの、
後半に2失点して逆転負け。
これで今シーズン初の3連敗となって、
降格圏まで勝ち点差5となってしまった。
鹿島戦よりは内容は良かった。
前半は特に、何もできない雰囲気じゃなく、
仕掛けも良く、守りも破綻することなく、
うまくまとまっていた。
ただ、やっぱり相手を捕まえきれない。
サイドめに縦(斜め)へ早くボールを入れられると、
キープされてピンチになる。
そこで優秀なフィニッシャーがいる相手だと、
どこかで決められてしまう。
けが人がますます増えていて、
歯が立たないというより、
歯がボロボロでうまく噛めてない状況。
テセ・チアゴという牙が欠けたままで、
今日は増田という差し歯も抜けた。
だから、自信を失っちゃいけない。
ここ数試合、上位と多く当たったことで、
勝ち点をあまり積めなかったのは、
想定内ではあるから。
大事なのは、3連敗で自信を失っていないか。
これから始まる、残留争いをするクラブとの戦いで、
自信を持って、これまで通りの戦いができるかどうか。
すべての精度に影響するのが、自信だから。
ここまでは準備と割り切る。
白崎が戻ってきたように、
これから少しずつ選手は戻ってくるはず。
歯がそろえば、噛み合わせの問題はあるけれど…
噛みちぎれない相手は、もうそれほど多くない。
そんな中、特に重要なのが、次の甲府戦。
ここでもし敗れて、降格圏と勝ち点差が2になると、
これからのプレーが縮こまる危険がある。
2週間後、ブレずに自信をもって、
噛み砕いてほしいと思う。