清水のJ2降格から一夜明けて…
覚悟してたことだったから、
特にショックもなければ、空虚感もないけれど、
ホントに落ちちゃったんだなぁと、
降格の文字を見るたび、実感を深めてる状態。
J2の順位表を眺めながら、
来シーズン、スタジアムへ行けそうなのは、
横浜と…あとは東京と千葉がどうなるかな…
あー行けそうな試合が減っちゃうな…とか思ったり。
ただそこはまだ、実感が沸いていない。
来シーズン、1年でJ1に返り咲くのが、
そう簡単なことじゃないのは、もう常識。
今までJ2に落ちた多くのクラブのほとんどが、
J2の戦いで苦しみ、上がれるクラブもあれば、
いまだに上がれないクラブも少なくない。
そんな中、清水の場合で心配なのは、
J2を戦ううえでの大きな欠点、
守りを固められると崩せないという問題を抱えている。
しかもそれは、今に始まったことじゃない。
ゴトビ監督時代や大榎監督のハイプレッシャー時代は、
ショートカウンターで点をとる形だったから、
点をとることはできた。
それが今、前線でボールを奪うわけでもないから、
もともとあった崩せない問題が、浮かび上がって見える。
相手ゴール前のプレーの精度が、
パスもクロスもシュートも、どれも悪いから、
得点は個人能力に頼りすぎている。
しかも選手同士で全然合っていないから、
例えばパスに誰も反応することなく、
ゴールラインを割るようなシーンが多々ある。
来シーズンは、戦力的に下の相手が増えるから、
守りを固められる試合が増えると思う。
今のままじゃ、J1には戻れない。
…とか、来シーズンに思いを巡らせてしまうけれど、
まだ今シーズン残り3試合ある。
で、この残り3試合が実は楽しみになっていて。
今シーズンは、ずっと心配な気持ちで試合を見てきた。
そして来シーズンは、序盤から緊張感があると思う。
J1では、15/18がJ1に残れるけど、
J2では、2/22か3/22しか、J1に上がれないから。
そんな中、この残り3試合は、
ノープレッシャーで試合を見ることができる。
それがいいかどうかは別として、
ちょっとそっとしといてほしい中で、
刺激のない試合は、なんだか楽しみだったりする。
まあ、刺激があろうとなかろうと、
残留を争おうと、何の目標もなかろうと、
なんにしたって、楽しみなわけだけど。
そして、降格の責任はとりあえず置いといて、
楽しくサッカーしている選手たちを見たい。